マタドール初打ち感想
夏が過ぎて一瞬の秋から突然の冬。この季節になると喘息症状が辛い『ジャグいろは』管理人の養分ピエロです。
方や南半球では40度を超える真夏だそうで、どうにか地球を掻き混ぜてちょうど良い気温にできないものですかね。


実戦日は10月22日。前半戦はミスタージャグラーの全台形を狙って、朝一は急浮上するもその後原点落ちが見えたので全台形も見えないことだしマイナスになる前に止め。
このまま帰ればプラス
念のため店内を徘徊すると数字の良いマタドールが空いていました。
1641G B5 R7 1/137。マタドールは全2台。もう片方の台も高設定合算。
【マタドールスペック】
| 設定 | BIG確率 | REG確率 | ボーナス合算 |
|---|---|---|---|
| 1 |
1/278.9
|
1/434.0
|
1/169.8
|
| 2 |
1/268.6
|
1/417.4
|
1/163.4
|
| 3 |
1/260.1
|
1/402.1
|
1/157.9
|
| 4 |
1/244.5
|
1/362.1
|
1/146.0
|
| 5 |
1/231.6
|
1/334.4
|
1/136.8
|
| 6 |
1/219.9
|
1/299.3
|
1/126.8
|
気になる新台は多数あれど「どうせ勝てないんだろうな」と思って手を出すことなく撤去されるというパターンが続く昨今のパチスロ新台事情。
4号機時代に打ち込んだリメイク機もそのほとんどが一度も打つことなくホールから消え去りました。
マタドールはジャグラーの開発元である北電子の機種。いくら北電子と言えど、新しい機種をホールのメイン機種として流行らすのは非常に難しい。
結局のところ、多くの人が流れるのはベタなところ。ノーマルタイプはジャグラーやハナハナ。人が集まるのは7の日やゾロ目の日。周年店なんてのは初見の人で溢れかえります。
右向け右は国民性なのでしょうか?価値観の違う海外でパチスロがあれば違う動きになるのか気になるところです。


ミスタージャグラーから持ち込んだメダルで初ペカ(チカ?)。
マタドールの初打ち感想を結論から言うと面白かったです。筐体上部がチカる完全告知のノーマル(BT)タイプは無条件で好き。
ただ、ジャグラーやハナハナの中でも面白い/面白くないがあるのと同じで、好き嫌いは人に分かれると思います。
ジャグラーで言えば、ミスタージャグラーは好きだけど、ゴージャグは嫌い。ハナハナで言えば、天翔は好きだけど、キンハナは嫌いです(養分ぴえろの場合)。
比較対象がないので好きも嫌いもありませんが、完全告知機種はGOGOランプのように当選時だけ光る機種よりもボーナス中はずっと点灯している方が好きなのでマタドールは個人的には好きな部類です。

【初BIG】

REGのメダルはすべて飲まれ、ミスタージャグラーから持ち込んだメダルも底を尽きそうなところで初BIG。
獲得枚数約300枚。多少は獲得枚数が増えたとは言え、昔はノーマルタイプで400枚出たので目新しいことはありません。
ボーナストリガーという新基準と言えども、表面的には何も変わらないのがBTがいまいちパチスロ業界で流行っていない理由だと思います。今までの遊戯性にない新しい形ができ、お店側にも客にとっても良いと思える機種が出てこない限りは今後も埋もれていく一方だと思います。
『あばさ〜』と同じで好きな人は好きだけど流行になるような台ではないというのがマタドールへの感想です。
現状維持から新しいものに変わるということをしない人間。人は「新しい」を否定から入ります。
今でこそ当たり前のインターネットやスマホも最初は世間から否定の目で見られていました。インターネットはヲタクがやるもの。インターネットで買い物するなんて怖い。ボタンのない携帯電話なんて流行らない。←世の中に出始めた当初の世間の反応

【設定推測】

BIG中に逆押して1度スイカを揃えると点灯するコンドル。
ハナハナのREGサイドランプと同じ点灯色で設定判別ができるシステム。設定推測が捗るのは個人的には嬉しいのでとても良い😊
この日BIGを2回引いて黄→赤でした。赤は高設定ほど出やすい色。と言っても、ハナハナと同様、終日打っても点灯色から設定推測をすることは不可能だと思います。
赤が出た!
高設定かもしれない!
とはなりません。過度な期待をしても結果ぎ伴わない最近のパチスロ事情なので、良い要素が出ても粘る理由にはならなくなってしまいました。

マタドール実戦結果

1641G B5 R7 1/137(設定5)
↓
2101G B7 R8 1/140(設定4〜5)
絶好調数値ながら止め。止めた理由は二つ。実戦月負けに負けまくってこれ以上連敗したら心が折れてしまうから。お店のことを信用していないから。万が一にも負けたらパチスロから心が離れてしまうと思ったのでプラスのうちに終了です。
総投資184枚
回収444枚
「ノーマルタイプの完全告知機種がもっと増えてバラエティ島を形成してくれたらもっと楽しめると思うけどなぁ…」とノーマルタイプ好きとしては思うのですが、いかんせんホール側の経営目線で考えればスマスロに力を入れた方が利益が取れるので、ノーマルタイプやBTは扱いが疎かになってしまいます。
根強い常連ジャグラーファンは繋ぎ止めておかないといけないのでジャグラーには設定が入ります。ジャグラーメインの人はジャグラーしか打ちません。マタドールを増台する必要もなければ設定を入れる必要もない→稼働がつかない→流行らない→撤去という未来が見えます。
機種としては文句のつけようのないほど個人的には好きな作り。ただ、「遊べる」と「勝てる」は別物なので導入以降のデータを見る限り(お店にもよりますが)また打ちたいとは思えないというのが私の初打ち感想です。

みんな気になるその後

辛口評価になってしまったのは、その後の挙動が↑だったからということが理由です。
止めた時は設定4.5の合算。REG確率は圧倒的に設定6なのに終わってみればマイナスフィニッシュ。
実際は高設定だったのに不発だったということも考えられます。そうだとしても、直近の月間をデータを見る限りは負けることの方が多いのでなかなか手が出せません。
1000枚飲まれるは一瞬。
出すのはとんでもなく難しい時代。
ノーマルタイプユーザーとお店側の感覚が乖離してる。結局、ジャグラーやハナハナに流れてしまう。行政と同じくらい難しい。世間に浸透した常識を別の方向に動かすのは相当な強いキッカケがないと人は動かない。
面白かったよ!北電子さん!個人的にはとても好きです。面白かった!

